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土木フォトスタジオ⑫~これであなたも土木インスタグラマー!?~ “多々羅大橋の巻”

土木フォトスタジオ⑫~これであなたも土木インスタグラマー!?~ “多々羅大橋の巻”

2023.1.11

はじめての方ははじめまして。前回を読んでいただけました方は、またお会いできてうれしいです。

 

もうすっかり寒くなりましたが、皆様はどのようなアウターを着ていますか?毎年新しいアウターが欲しいなと思いつつも流行り廃りについていけず、結局マウンテンパーカーとチェスターコートに落ち着いている「ゆゆまる」です。

寒い時期の外での撮影時にはアウターが重要になってきますのでおススメがあればお教えください。

 

さて、今回の被写体はこちらです。

またまた関西の橋ではありませんが、その美しい姿が魅力的で個人的に大好きな橋の一つでもある多々羅大橋です。

 

まずは多々羅大橋について詳しくみていきましょう。橋の詳細を知ることで撮影時に愛着を持つことができるのでおススメですよ。

広島県尾道市の生口島と愛媛県今治市の大三島を繋ぐ多々羅大橋は、しまなみ海道を構成する橋の一つとして、1999年に完成した全長1,480m 中央支間長890mの国内最大級の斜張橋となります。斜張橋とは、柱となる主塔からケーブルを配置して橋桁を支える構造の橋梁で、多々羅大橋はその中でもファン型と呼ばれる形式となります。

※ファン型とは主塔と橋桁をつなぎ、支えるケーブルの張り方の一つで、他には放射型・ハープ型があります。

放射型・・・主塔の先端で全てのケーブルをまとめたもの

ファン型・・・放射型から少しずつケーブルを下にずらし、ケーブル同士が平行でないもの

ハープ型・・・ファン型からさらにずらしケーブル同士が平行になったもの

出典:+- – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0,

https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=107798748による

 

※しまなみ海道は、正式名称を西瀬戸自動車道と言い、本州と四国をつなぐ3つのルートのうち最も西に位置する道路です。(残り二つは、以前に紹介した瀬戸大橋を含む瀬戸中央自動車道と明石海峡大橋を含む神戸淡路鳴門自動車道です)

新尾道大橋以外の橋には、原動機付き自転車道及び自転車・歩行者専用の道路が整備されており、尾道―今治間を自転車で渡ることができ、サイクリストの聖地とされています。私が訪れた際にも自転車乗りの方がたくさんいました。詳細は下記サイトを参照。

本州四国連絡高速道路(株) しまなみ海道とは

そんな多々羅大橋を撮った写真はこちらです。

【撮影時の設定】

使用カメラ:SONY α7Ⅲ

使用レンズ:TAMRON 28-75mm f2.8

ISO:500

F値:f/13

焦点距離:45mm

シャッタースピード:1/125秒

 

この日は非常にいい天気でしたので輝くような空と海の青、山の美しい緑、そして真っ白に映える多々羅大橋の白がバランスよく配置される構図にしてみました。シンプルな色あいとなりごちゃごちゃしなくていいですね。また、全体にピントが合ってほしいのでF値をF13に絞って撮影しています。その結果、ISOが500となっていますが画質には大きく影響していないと思います。(2010年代のカメラではISOは3200、より綺麗な写真にこだわるのであれば1600を一つと目安とし、それ以上のISOではノイズ(画質が悪く、ザラザラした感じ)が目立つといわれています。)

 

さて、お次の写真はこちらです。

【撮影時の設定】

使用カメラ:SONY α7Ⅲ

使用レンズ:TAMRON 28-75mm f2.8

ISO:400

F値:f/13

焦点距離:39mm

シャッタースピード:1/125秒

 

手前に「多々羅大橋」と書かれたカッコイイ石碑がありましたので、それを画角に収めるためにしゃがんだ体勢で撮影しました。普通に立ったまま、自分の目線に合わして撮影してしまいがちですが、今回のように地面すれすれにカメラをセットした場合、普段の目線とは異なるため写真に不思議な雰囲気を与えたり、迫力のある写真になります。下からだけでなく、ベンチの上や展望台からの写真など様々な高さで撮影することで同じ場所でも異なる景色を見ることができますので、一度、いろいろな高さから撮影してみてはいかがでしょうか。

 

さて、今日はここまで。いかがでしたか?しまなみ海道には多々羅大橋以外にもたくさんの橋があり、景色も最高ですので一度訪れてみてはいかがでしょうか。特にサイクリストの方は必修科目と言っても過言ではないような場所ですよ!

 

撮影場所は道の駅今治市多々羅しまなみ公園です。

ここはサイクリストの聖地記念碑や道の駅ですので地域の名産品、レストランなどもあり、旅行の目的地としても十分楽しむことができる施設となっております。

※道の駅内の潮風の広場で撮影しました。


住所:〒794-1402 愛媛県今治市上浦町井口9180番地2

 

この土木フォトスタジオの筆者である私、ゆゆまるは写真専用のInstagramをやっております。よければフォローお願いします。

アカウント名;yuyumaru1109

以上、ゆゆまるでした!

次回こそは関西の橋をご紹介できればと思います。よろしくお願いします。

またね!

 

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