新着情報

土木フォトスタジオ⑪~これであなたも土木インスタグラマー!?~ “瀬戸大橋の巻”

土木フォトスタジオ⑪~これであなたも土木インスタグラマー!?~ “瀬戸大橋の巻”

2022.12.1

はじめての方ははじめまして。前回を読んでいただけました方は、またお会いできてうれしいです。

 

年末が近づいてくると、1年って本当に早いなーと思います。年々、一年が過ぎ去るのを早く感じてきており、年齢を重ねると1年が一瞬で終わってしまうのではないかと戦々恐々としています。

皆様は一年、早く感じますか?それとも長く感じますか?

 

さて、今回の被写体はこちらです。

前回に紹介した明石海峡大橋と双璧をなす、有名橋梁、瀬戸大橋です。

 

瀬戸大橋は1988年に完成した本州(岡山県倉敷市)と四国(香川県坂出市)を結ぶ6つの橋の総称です。一つの橋の名称ではないことを知らなかった方は多いのではないでしょうか。恥ずかしながら私も今回初めて知りました。なお、今回主に撮影したのは瀬戸大橋の下津井瀬戸大橋となります。瀬戸大橋は6つの橋から構成されていることもあり、全長は12,300mと、とんでもない長さになっています。また、6つの橋もすべて同じ形状ではないため、一つ一つの橋をじっくりと見るのも楽しいかもしれません。

 

瀬戸大橋を構成する6つの橋

・下津井瀬戸大橋(吊り橋)

・櫃石島橋(斜張橋)

・岩黒島橋(斜張橋)

・与島橋(トラス橋)

・北備讃瀬戸大橋(吊り橋)

・南備讃瀬戸大橋(吊り橋)

 

更に、瀬戸大橋の大きな特徴として、鉄道も通れるようになっております。全長が12,300mもあることから「世界一長い鉄道・道路併用橋」としてギネス世界記録に認定されています!

それまでは船でしか行き来ができなかった瀬戸内海ですが、この瀬戸大橋が開通することで初めて本州と四国が陸路で結ばれました。この橋がいかに大きな役割を果たしている橋であるかがわかります。

 

さて、そんな瀬戸大橋(下津井瀬戸大橋)を撮った写真はこちらです。

【撮影時の設定】

使用カメラ:SONY α7Ⅲ

使用レンズ:TAMRON 28-75mm f2.8

ISO:100

F値:f/2.8

焦点距離:54mm

シャッタースピード:25秒

 

写真では明るく見えますが撮影時は真っ暗で、橋のみがライトアップにより輝いている幻想的な雰囲気でした。画質を良くするためにISOを下げ、シャッタースピードも25秒と遅くしました(このシャッタースピードでは、さすがに三脚がないと撮影できません)。また、F値を2.8と小さくすることで光を多く取り込めるようにしております。

 

構図的にはシンプルですが、この日は天気が良かったので抜けるような夜空と相まって瀬戸大橋の華麗さが表現できました。

 

さて、次の写真はこちらです。

【撮影時の設定】

使用カメラ:SONY α7Ⅲ

使用レンズ:TAMRON 28-75mm f2.8

ISO:200

F値:f/10

焦点距離:29mm

シャッタースピード:15秒

 

この写真ではあえて主塔だけを切り取ってみました。主塔もこのように切り取ってみると1枚目の写真では橋の一部という感じですが、ランドマークとなるようなタワーのような表情も見せてくれるような気がします。設定は前の写真と同様ですが、全体にピントを合わせたかったのでF値を10と大きくしています。

 

最後は展望台から撮影した瀬戸大橋の全景写真です。

【撮影時の設定】

使用カメラ:SONY α7Ⅲ

使用レンズ:TAMRON 28-75mm f2.8

ISO:250

F値:f/6.3

焦点距離:28mm

シャッタースピード:20秒

 

撮影場所は岡山県の鷲羽山第二展望台で、瀬戸大橋撮影では非常に有名な場所となります。ここからは最初に紹介した下津井瀬戸大橋だけではなく、その奥(香川県側)にある櫃石島橋なども撮影できます。ここから撮影すると暗闇に橋が浮かんでいるような幻想的な写真を撮影することができます!

さて、今日はここまで。いかがでしたか?今回は岡山側からの撮影となりましたが、いつかは香川側から北・南備讃瀬戸大橋といった吊り橋の撮影もしてみたいですね。

撮影場所のご紹介です。


1枚目、2枚目は田土浦公園で撮影しました。下津井瀬戸大橋の真下にあり、無料駐車場もありますので、撮影にはうってつけの場所です。

住所:岡山県倉敷市下津井田之浦1丁目1


3枚目は鷲羽山第二展望台で撮影しました。橋の話とは関係ありませんが、展望台にはポケモンのマンホール「ポケふた(ルカリオ)」が設置されています。橋を撮影される際にポケふたを、ポケふたを撮影する際に瀬戸大橋を撮影してみてもいいのではないでしょうか。駐車場も多くあり、無料ですのでおススメです!

 

この土木フォトスタジオの筆者である私、ゆゆまるは写真専用のInstagramをやっております。よければフォローお願いします。

アカウント名;yuyumaru1109

以上、ゆゆまるでした!

次回は関西の橋をご紹介できればと思います。よろしくお願いします!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

カンサイ ドボク スタイルって何?カンサイ ドボク スタイル キッズページ震災資料保管庫へGO!

NEWS

TAG

Popular Posts

Contributor

RECOMMEND

あわせて読みたい記事

©2020 KYODO-LAB. All Rights Reserved.