2020.11.26
大阪府大阪狭山市にある、狭山池博物館は、日本最古のダム式ため池であり、
「古事記」・「日本書紀」にもその名が記されている狭山池の歴史や
その機能と役割を学ぶことのできる施設となっております。
また、建物設計は有名な安藤忠雄氏で、コンクリート打ち放しの巨大な直方体であり、
狭山池全体から見渡すことができる地域の象徴的存在となっています。
館内には奈良時代の「東樋」(重要文化財)だけでなく、「中樋」(重要文化財)、
「木製枠工」(堤の基礎を補強する木組)、などの数々の歴史的展示物があり、狭山池の歴史を
肌で感じ取ることができます。特に、「狭山池北堤の断面」は大迫力で一見の価値ありです。
この度、狭山池博物館では開館20周年を記念して、
開館20周年を記念して各種イベントを開催しています。
期間は令和2年10月から令和3年3月までとなっております。
イベント詳細は下記リンクよりご確認ください。
※社会情勢により日程は変更になったり中止になったりする場合があります。
なかなか文字だけではお伝えするのが難しいので、
是非一度、このイベントをきっかけに足を運んでいただき、
狭山池の歴史、そこに関わる土木技術を感じてみてはいかがでしょうか。
P.S.狭山池は桜の名所です。
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狭山池博物館
入館料:無料
開館時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)
所在地:郵便番号 589-0007 大阪府大阪狭山市池尻中2丁目
電話番号:072-367-8891
交 通:南海電鉄難波駅より高野線にて大阪狭山市駅下車、西へ約700m。
博物館敷地内には大型バス・車いす利用者用の駐車場があります。
一般の車両は約500m西にある狭山池の北堤駐車場をご利用ください
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