2022.3.28
はじめての方ははじめまして。前回を読んでいただけました方は、またお会いできてうれしいです。土木フォトスタジオの“ゆゆまる”です。
この企画は皆さんにとって、身近だけどなんだかとっつきにくい橋や道路などの土木の世界をちょっとおしゃれな写真で少しでも親しみを感じてもらい、土木も写真も一緒に楽しんじゃおう!という楽しいテンションのものです!
まだまだ私も、カメラ初心者ですので一緒に楽しみながらやっていきましょう!
※難しい写真のテクニックなどはほとんどわかりません・・・悪しからず・・・
さて、今回の被写体はこちらです。
まず、JCTとは何ぞや、ということですが、国交省によると、『ジャンクション(JCT)は、高速道路相互を直接接続するインターチェンジのことを通常のインターチェンジの概念(一般道路との出入を目的とし、料金徴収施設が併設されている)と区別するため、用いられている用語です。』〔引用元:https://www.mlit.go.jp/road/soudan/soudan_01b_05.html〕です。難しいですね・・・
要するに、
インターチェンジ(IC):一般道と高速道路が接続する部分。よく料金所がある場所
ジャンクション(JCT):高速道路の路線同士が接続・交差する場所
JCTとは高速道路にある交差点的なものと思っていただいても
大きくは間違ってはないのかなと思います。
今回の北港JCTは大阪市此花区にある阪神高速2号淀川左岸線と5号湾岸線が分岐するJCTです。立体構造がビルやマンションのような感じがして見ごたえバッチリです!
さて、さっそく撮った写真はこちらです!
【撮影時の設定】
使用カメラ:SONY αⅢ
使用レンズ:TAMRON 17-28mm f2.8
ISO:320
F値:f/7.1
シャッタースピード:1/125
焦点距離:23mm
北港JCT特有の4層にもなる立体構造、真ん中の構造物から生えているように見える高速道路をすべて収めるために広角レンズを使用しました。また、JCTの巨大さを伝わりやすくするために少しローアングルで撮影しました。
また、高速道路が画面の端から中心に向かって走っているように見える場所で撮影しました。写真のおさまりがよくなっています。
さて、次の写真はこちらです!
【撮影時の設定】
使用カメラ:SONY αⅢ
使用レンズ:TAMRON 17-28mm f2.8
ISO:1000
F値:f/7.1
シャッタースピード:1/125
焦点距離:17mm
重なり合っている道路を下からのローアングルで撮影しました。横からや上からではなく、道路の裏側から撮影することで幾何学模様に見え、また道路の違った表情を見られて良いですね。町中にある高架道路もふと見上げてみるのも面白いのではないでしょか。
最後に、前回宣言したとおり、すこしテクニック的な話をさせていただきます。今日はF値(絞り値)について。
F値は数値が小さくなるとボケ感が強くなり、まわりをぼかすことで主題を強調させることができます。ポートレート撮影をするときなどにオススメです。
逆に数値を大きくすることで全体にピントを合わせることができます。風景などを撮影するときにオススメです。橋などの土木構造物を撮るときは数値を大きくしていることが多いですね。
また、F値を小さい値にすることで写真を明るく撮ることができます。これはF値を小さい値にすることでレンズの中にある「絞り」と呼ばれる羽のようなパーツを開くので多くの光を取り込むことができるからです。F値を大きな値にした場合はその逆で「絞り」を閉じるので光があまり入ってこなくなります。
今日の写真の撮影場所をご紹介します。
北港JCT側
住所:大阪府大阪市此花区北港2丁目2
アクセス:電車でのアクセスはなかなか難しいかもしれませんが、最寄り駅としては
JRゆめ咲線 桜島駅 徒歩20分
駐車場もほとんどありませんので違法駐車をしないようにしましょう。
さて、今日はここまで!いかがでしたか?
次回はオススメF値についてお話します。もちろん土木の話もしますよ!
最後に少し宣伝させてください。
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アカウント名;yuyumaru1109
以上、ゆゆまるでした!
またね!
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